【アクタージュ】第58話(最新話)「芸能人」のネタバレ&感想

アクタージュ

2019年3月25日発売の週刊少年ジャンプのアクタージュ第58話、最新話のあらすじやネタバレ、読んだ感想をまとめています。

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「アクタージュ」第58話のネタバレ

映画「デスアイランド」の特報の公開と共に、映画オリジナルキャラクター「ケイコ」役の夜凪の特集がテレビや雑誌で組まれ、猛スピードで話題になり始めました。

話題になっていることを喜ぶ雪でしたが、黒山は「あの野郎」と浮かない顔です。

また、この報道を星アリサも快く思っていません。

メディアが不自然に夜凪景を取り上げ、「デスアイランド」が利用されていると考える星アリサでしたが、この夜凪の宣伝は黒山が行っているのではなく、天知心一の策略だということにも気づいているのでした。

その頃夜凪は、杉北際の準備に追われている学校で、生徒たちに取り囲まれていました。

芸能人としてテレビや雑誌に取り上げられた夜凪に、周囲がさらに大きく興味を持ち始めたのです。

「吉岡君、ごめんなさい。私、人気者みたい」と焦る夜凪。周りに人がいるため、映画部の撮影が全然進みません。

人の集まりが昨日までの比ではなく、テレビの影響に驚く吉岡。

映画部の撮影だからと訴えても周りの生徒たちは聞いてくれず、吉岡のことを「ストーカーなんじゃないの?」とまで言い出す始末です。

心が折れそうな吉岡を心配する夜凪。

「銀河鉄道の夜」は巨匠の遺作とはいえ舞台で、世間の認知度は高くなかった。「デスアイランド」は全国公開される映画だけど、まだ未公開の上に夜凪は端役。

でも今日テレビで取り上げられたことで、彼女は本格的に有名人の仲間入りって感じだ、と吉岡は夜凪が女優になったことを実感します。

「仕方ない。昨日のアレでもう一度皆を散らすわ」と夜凪が必殺技みたいに言いますが、吉岡は必死にそれを止めます。

実は吉岡は、星アキラからこう頼まれていたのでした。

「夜凪君の芝居は諸刃の剣なんだ。頼む、吉岡君。夜凪君がさっきのような無理をしないよう見ていてやってくれないかな」

芝居に没入するあまり心を病んだ名優は多いという話はよく聞く、夜凪を同じように壊してはいけない、そう思う吉岡は、夜凪のことを心配して余計な芝居を止めたのです。

自分がふがいないせいで無理をさせたことを謝り、仲間さえいれば余計な芝居をする必要がなかったと吉岡は言います。

そして、吉岡は仲間を増やすことを決意するのでした。映画部の部室に行き、朝陽ひなに頼む二人。

しかし、「フツーに無理。ありえない」と断られてしまいます。

なんとかして朝陽に映画部の仲間になってもらおうとお願いするも、朝陽は全然興味を持ちません。

「ここで折れちゃダメだ…!俺は変わるんだ!」と吉岡。がんばって交渉を続けようとします。

そこで夜凪が「お願い朝陽さん。私達本当に困ってるの。少しだけでいいので手伝ってくれないかしら」と言います。

しかし朝陽は、心底つまらなそうな顔をして「はぁ」とため息をつきました。

朝陽は、吉岡に「何調子付いてんの?その芸能人がそんな頼もしい?内心夜凪にフツーにバカにされてるのも気づかないで」と言います。

驚く夜凪。

「夜凪さぁ。吉岡の名前覚えてた?私の名前は?」と返す朝陽。

夜凪は何も言い返せず、黙ります。

「ほらね。そういうのフツーに分かるから。うちらのこと風景か何かと同じ風に見えてたんでしょ。全然興味なかったんでしょ。」

「そんな奴が突然学際とか部活とか…友達とか?フツーに虫が良過ぎるよね?」と言う朝陽。

夜凪は「これからは朝陽さんのことも皆のことも知りたいと思ってる。ごめんなさい。」と謝ります。

でも朝陽は、夜凪も千世子もアキラも明神も、芸能人は皆美男美女で生まれつきフツーに人生イージーモードだと思っているのでした。

「あんた達、皆うちらのこと見下してんでしょ。そういうの分かるから。」と言って去ろうとします。

その朝陽の手を掴む夜凪。そして、自分がお芝居に出会うまで家族のことしか考えていなかったと思う、と伝えます。

クラスメイトの名前も全然覚えておらず、去年の学校祭も自分がどう過ごしたかすら覚えていない。

朝陽の言う通り自分でも虫が良いと思う、ごめんなさい、と謝罪しました。

「でも、私の友達のこと勝手に決めつけて悪く言うのは違うでしょ!」と怒りをあらわにした夜凪。

しかし、朝陽は「だってそう思うのがフツーじゃん」と返すのでした。

怒りが収まらない夜凪は、そのままそこから去ります。

「なんだよ、あいつフツーにキレんじゃん」と夜凪が怒ったことに驚く朝陽。

屋上に行った夜凪は、仲間になるどころかケンカみたいになったことを吉岡に謝ります。

夜凪が感情的になるのを初めて見た吉岡も、驚いていました。

吉岡が見た「隣の席の君」は、お芝居を始める前の昔の自分だと夜凪は言います。

そして夜凪は悲しそうな顔で、名前を覚えていないことを吉岡に謝罪するのでした。

その夜凪を見た吉岡は心を動かされ、「脚本を変えよう夜凪さん。俺は今の君が撮りたい」と言い出したのです。

 

「アクタージュ」第58話の感想と考察

今回は、夜凪と朝陽のぶつかいあいが見どころのお話でしたね!個人的には、すごく良い回だったと思います。

今まで、夜凪は性格は悪くないのに、なんで友達がいなかったんだろう?ってずっと疑問に思ってたんですよね。

周りの生徒のことすら見ていないようだったし…でも芝居を始めてからの夜凪は、友達を作ろうと必死な感じがしました。

今までは友達作りに興味を持っていなかったのに、最近は友達作りに一生懸命って、なんでだろう?って思っていたんですよね。

そこら辺の話の矛盾を解いてきた気がしました。

夜凪は確かに今までは周りに興味を持たず、クラスメイトの名前すら憶えなかった。

でも、それは「家族のことばかり考えていたから」だったんですよね。

私も、夜凪が友達を作らずずっと一人でいた、というのは「家族のことで大変だったから」しか理由はないと思っていました。

だって何も理由もなく、友達がいなくても一人ぼっちでも気にせず堂々と過ごせる人間って、あまりいないですからね…(汗)

性格が悪くないのに友達がいなくても悲しがらず、作ろうとも努力しないって変だなって思っていたのですが、「家族を支えることしか頭になかった」というのなら、なんとか理屈は通ります。

あとはやっぱり、夜凪が他の人とは違い多少ズレている、というのもありますけどね。

そんな不自然な夜凪をいぶかしがり、突然部活とか友達とか言い出したことに対して不信感を持つ朝陽みたいな存在が出てくるのは、とてもリアリティがあると思ったのです。

今いきなり友達作りするっていうのも芝居のためだし、まるで夜凪が自分のことしか考えていないようにも映りますからね。

朝陽が「芸能人が自分たちを見下している」とまで思うのも、キャーキャー騒ぐ周りの学生たちとは違っていいな、と思いました。

こういう人間の内面のぶつかりあいがあると、物語がさらに深みを増して面白いなって思うのですが、これからどう展開していくんでしょうかね?

朝陽がここまで夜凪や芸能人に対して不信な思いを抱えているなら、あまり簡単に解決せず、じっくり納得できる形で友達になっていってほしいなと思うのですが。

そして、その過程で夜凪にも「本当の友達」とは何かということをしっかり理解して、さらに成長していってほしいなと思います。

とはいえ今回夜凪は、自分以外の友達の芸能人がなじられて、怒っていますよね。

友達の芸能人たちが、どんなに必死でがんばって今活躍しているのかを知っている夜凪。

決して人生イージーモードなんかではなく、すさまじい努力を重ねて苦労している…それを知っているからこその怒りだったのでしょう。

つまり夜凪は、今までは家族のこと自分のことしか考えられない人間だったけど、今は友達のことを想って怒ることができる人間に成長していたってことなんですよね。

なので、今回は夜凪の人間としての成長を読者が実感できる回だった、そしてこれからさらに成長していくんだろうなと予感させる回だった、って感じでした。

学際編は地味に感じる人もいるかもしれませんが、夜凪の変化や成長、今まで一人でいた理由など、いろいろ知りたかったことが描かれていて、特に今回は本当に良かったと思います。アクタージュにとって必要な回でしたね。

 

「アクタージュ」ネタバレ記事のまとめ

第51話 第52話 第53話 第54話 第55話
第56話 第57話 第58話 第59話 第60話
第61話 第62話 第63話 第64話 第65話

 

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